
デジリハについて
デジリハとは、さまざまなセンサーを使ってリハビリテーションを行うことができるデジタルリハビリツールです。
デジリハのホームページには、以下のような紹介がされています。
デジリハ(Digital Interactive Rehabilitation System)は、リハビリをアソビに変える、 デジタルリハビリツールです。
各種センサーとデータで、あなたのリハビリを見える化。
アプリにはゲーミフィケーションの要素を取り入れ、「もっとやりたい」を実現します。リハビリをもっと楽しく、主体的に。 ココロとカラダを、動かそう!
引用:デジリハ ホームページ


ツールには、四肢の動きを感知するもの、視線の動きを感知するもの、声を感知するもの、センサーを投影した壁への接触を感知するものなどがあります。
当事業所では、このデジリハを活用してお子様一人ひとりの特性に合わせた支援を行なっていきます。
デジリハ導入の背景

最近よくテレビやSNSで、「DX(Digital Transformation)」や「ICT(Information and Communication Technology)」などの言葉を聞きます。
ここ5〜10年ほどの間に、子どもたちの教育にもDXはどんどん取り入れられています。
学校ではタブレットが授業で使われるようになり、新型コロナウイルス感染症が蔓延していた時期からはオンライン授業も始まるなど、子どもたちの世界のDX化はより速度を増していると思います。
それは特別支援学校も同じです。
今まさに、デジリハのようなデジタルツールを使った授業や取り組みを行っている教育機関も増えてきています。


文部科学省から提示された「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」という報告書には、「ICT利活用等による特別支援教育の質の向上」という項目があり、以下のように強調されています。
特別な支援を必要とする子供に対しては、その障害の状態や特性及び心身の発達の段階等に応じて活用することにより、各教科等の学習の効果を高めたり、障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するための指導に効果を発揮したりすることができる重要なものである。また、合理的配慮を提供するに当たっても必要不可欠なものとなりつつある。
引用:「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」文部科学省


この時代の流れもあり、きらきらぼしのスタッフの中で「きっとデジリハのようなデジタルツールを使った支援ができれば、利用してくださる子どもたちや保護者の方が喜んでくれるのではないか」と話し合いと検討を重ね、デジリハの導入に至りました。
ぜひ当事業所のご利用をご検討いただく際は、一緒にデジリハの見学・体験をしていただければと思います。